入院中でも子どもに何かしてあげたい、という子どもを持つ患者の悩みを、テクノロジーと患者の思いのコラボレーションにより解決しようと試みました。
離れて暮らす家族をつなぐ「遠隔操作の絵本」
患者や医療の現場に合わせた、「オーダーメイドのプログラム開発」と「患者のクリエイティブ」(当事者としてのインサイトを普遍的な価値に変える力)の融合により、絵本という形で、病気に限らず、様々な事情で離れて暮らさなければならない家族の時間を取り戻すソリューションを⽣み出しました。プログラムのオープンソース化に向け調整を進めています。
吉岡 純希 氏(看護師 / メディアアーティスト)との共同開発です。
遠く離れた入院先から・・・
自宅の子どもに絵本を読んであげられます
魔法の世界を思わせる外観
本を開くと画面が現れ
読み手がページをめくってあげます
子どもが画面に触れると、
様々な反応が起こり、
楽しさを倍増させます
読み手は子どもが
画面のどこに触れているか
把握できます
読み手には子どもの表情を確認し
反応を見ながら
双方向のやり取りを楽しめます