やってみた

上手な“がん”の泳ぎ方

カラクリ トーキングBar「上手な“がん”の泳ぎ方  」
@ちゃやまちキャンサーフォーラム

毎日放送さんとキャンサーネットジャパンさんが共催するがん啓発イベント「ちゃやまちキャンサーフォーラム2 0 1 6」で「カラクリ トーキングBar」と題したトークセッション&ワークショップをさせていただきました。

場 所:ちゃやまちプラザ1Fステージ(MBS本社1階)
日 時:2016年11月12日(土)12:30~14:00

モデレーター:平井 啓 氏(大阪大学人間科学研究科准教授)
ゲスト:勝俣 範之 氏 (医師)、毎日放送様、谷島 雄一郎(ダカラコソクリエイト、大阪ガス)
テーマ:上手な“がん”の泳ぎ方
溢れるがん情報の中で、私たちはどう泳いでいけばいいのか?後悔しないがんとの向き合い方とは?
参加者:約40名

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前半トークセッション

大阪大学の平井先生をファシリテーターに、前半は医師の勝俣先生、毎日放送の菅野さんとのセッション。医師、メディア、といった異なる立場でがんと向き合う方々に、患者として日頃疑問に思っていること、課題と感じていることを投げかけ、議論させていただきました。情報の見極め方や、必要とするサポートへの繋がり方を学ぶとともに、患者の藁にもすがる感情を回避できない以上、患者力や運で治療結果に大きな差が出てしまわないような、仕組みとしての整備の必要性も感じました。

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後半ワークショップ

後半は参加者の皆さまによる「自分のがんとの向き合い方」をテーマにしたワークショップを開催しました。つながり、がんばり過ぎない、普段からがんについて話しておくことの大切さ等、様々な視点をいただきました。

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まとめ

会場参加者一人ひとりから、生の声を集めた結果
「上手な“がん”の泳ぎ方」として、以下のようにまとめられました。
・人とつながる、社会とつながる
・普段からはなしをする
・治療以外のこと、「人生そのもの」を考えておく
・いかに楽しく過ごしていくか
・情報にひっぱられすぎないようにする
・考えすぎない、頑張りすぎない

今回のセッション&ワークショップを通じて、「自分はどう生きたいのか、その実現のための一手段として治療があり、治療は目的ではない。常に自分が人生において何を大切にしたいかにフォーカスし続けること」が上手にがんを泳ぐ上で最も重要であることが共有できました。

皆さま、貴重なお時間をともにつくっていただきありがとうございました!